無加温パイプハウス栽培におけるホウレンソウとコマツナの秋から早春にかけての耐凍性の変化

無加温パイプハウス栽培におけるホウレンソウとコマツナの秋から早春にかけての耐凍性の変化

レコードナンバー641357論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名田村 晃
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ71巻・ 1号, p.74-81(2002-01)ISSN00137626
全文表示PDFファイル (666KB) 
抄録無加温ハウス栽培におけるホウレンソウとコマツナの秋から早春にかけての耐凍性の変化を1996/97年、1997/98年および1998/99年の3ヵ年にわたって調査し、耐凍性とハウス内気温、葉身の水分および糖含量との関係を検討した。 ホウレンソウとコマツナの耐凍性は10月から次第に増大し、厳寒期にはホウレンソウではTEL15、TEL50(葉片組織から凍結傷害により電解質の15%ないしは50%漏出する温度)がそれぞれ-12~-16℃、-13~-18℃、コマツナではそれぞれ-11~-14℃、-13~-16℃になった。また、ハウス内気温が上昇した3月には両作物ともに耐凍性は減少した。両作物とも、耐凍性測定前7日間の平均最低気温と耐凍性との間に極めて高い相関関係が認められ、平均最低気温が8℃から2℃にかけては緩やかに、平均最低気温が2℃以下になると急激に耐凍性が増大した。このような耐凍性の変化は葉身水分含量の変化と良く一致した。また、ホウレンソウでは約10~20mg・g-1FW、コマツナでは約10~35mg・g-1FWの領域では糖含量が高まるにつれて耐凍性が増大した。しかし、それ以上の領域では糖含量と耐凍性との関係は小さかった。
索引語ホウレンソウ;アブラナ科;葉菜;耐凍性;水分;糖;含有量;ハウス栽培;電解質
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat