夏咲き,春咲きおよび冬咲き系スイートピーの開花に及ぼす種子春化と日長の影響

夏咲き,春咲きおよび冬咲き系スイートピーの開花に及ぼす種子春化と日長の影響

レコードナンバー641365論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名井上 知昭
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ71巻・ 1号, p.127-132(2002-01)ISSN00137626
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抄録夏咲き系‘Prima Donna’、春咲き系‘Royal Rose’および冬咲き系‘茅ケ崎11号’の3品種を用いて、種子春化日数(1℃で0、10、20、30、40、60日間)と栽培時の日長(8、10、12、14、16、24時間日長)を組合わせ、最低夜温15℃で発らい・開花に及ぼす影響を調査した。 種子無春化では3系統とも8時間日長で最も高節位で、遅く発らいした。発らい節位には顕著な系統間差がみられ・夏咲き系が高く、冬咲き系が低く、春咲き系は両系統の中間であった。 3系統とも種子春化処理日数30日の発らい節位は、種子無春化に対して夏咲き系ではほぼ14時間以上で、春咲き系ではほぼ12時間以上で顕著に低下し、冬咲き系では日長の影響は小さく、いずれの日長でも顕著に低下した。さらに、種子春化処理日数60日の発らい節位は、3系統ともやや低下したが、この段階でも夏咲き系では日長間差が大きく、春咲き系で小さく、冬咲き系では差が認められなかった。 発らい節位と第1花の開花節位の差は、種子春化の有無に関わらず、冬咲き系ではいずれの日長でも、春咲き系では12時間以上、夏咲き系では16時間以上の日長でほとんど生じなかった。しかし、夏咲き系と春咲き系では種子春化処理日数が短く、かつ短日ほど発らい後のアボーション、栄養芽および落らいの発生が多く、発らい節位よりも開花節位は高くなった。 以上の結果、3系統とも種子春化処理日数は30日以上で、栽培時の日長は夏咲き系で16時間以上、春咲き系で12時間以上、冬咲き系ではいずれの日長でも開花が顕著に促進されることが明らかになった
索引語草花;マメ科;開花;種子;春化;日長;品種間差異;熟期
引用文献数20
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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