サイレージ用トウモロコシの高品質・耐倒伏性育種に関する研究

サイレージ用トウモロコシの高品質・耐倒伏性育種に関する研究

レコードナンバー641379論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20003504NACSIS書誌IDAA11598810
著者名濃沼 圭一
書誌名九州沖縄農業研究センター報告
別誌名Bulletin of the NARO Kyushu Okinawa Agricultural Research Center (NARO/KARC)
Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Kyushu Okinawa Reg.
九州沖縄農研報告
発行元農業技術研究機構九州沖縄農業研究センター
巻号,ページ39号, p.79-125(2001-12)ISSN13469177
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抄録デント種・フリント種間での雑種強勢を最大限に利用した高品質・耐倒伏性トウモロコシ品種の効率的な育種法の確立を目的に研究を行った。 茎葉消化性の指標形質としての稈汁ブリックス値は品種・系統間差異が大きく、稈汁ブリックス値の高い系統はフリント種自殖系統とそれらのF1組合せに多いことが判明した。稈汁ブリックス値とそれを乾物率で補正した推定糖含量の部位別変動から、着雌穂節直上の節間部を茎葉消化性評価の際の最適測定部位として決定した。また、自殖系統間交雑の世代平均分析により、稈汁ブリックス値と推定糖含量は主として相加的に遺伝することを明らかにし、これらを指標とした高茎葉消化性系統の選抜法について考察した。一方、HPR値(引倒し法評価値)を指標とする耐倒伏性の非破壊・計量的簡易検定法を開発し、本法がF1系統の評価に有効であること、自殖系統の評価にはHPR値の一定親F1平均値による後代検定が有効であることを明らかにした。また、在来フリント種の耐倒伏性が集団改良によりデント種並の水準に向上していることを確認し、耐倒伏性が十分に改良されたデント種・フリント種自殖系統間では耐倒伏性と収量のいずれにも雑種強勢が発現し、耐倒伏性・多収品種を効率的に育成できること、デント種×フリント種F1組合せの耐倒伏性向上には一般組合せ能力の的確な評価が重要であることを明らかにした。
索引語トウモロコシ;ヘテロシス;サイレージ;品質;倒伏;抵抗性育種;検定
引用文献数105
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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