豚の消化試験における指標物質としてのセライト添加酸不溶性灰分の利用

豚の消化試験における指標物質としてのセライト添加酸不溶性灰分の利用

レコードナンバー641531論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011654NACSIS書誌IDAN10202971
著者名古谷 修
山本 朱美
伊藤 稔
ほか1名
書誌名日本養豚学会誌 = The Japanese journal of swine science
発行元日本養豚学会
巻号,ページ38巻・ 4号, p.171-176(2001-12)ISSN0913882X
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抄録豚の消化試験の指標物質として酸不溶性灰分(AIA)について評価した。4頭の去勢雄豚を代謝ケージに収容し、2頭にはトウモロコシとダイズ粕を主体とし、セライトを2%添加した標準飼料、別の2頭には標準飼料に30%の乾燥リンゴジュース粕および2%のセライトを添加した飼料(リンゴ粕飼料)を体重のそれぞれ3および3.9%になるように給与した。飲水は自由とした。9日間の予備飼育の後5日間にわたり全糞を採取し、AIAの糞中ヘの回収率と乾物および粗タンパク質(CP)の消化率を測定した。同じ試験を、各供試豚への給与飼料を入れ替えて反復実施し、1飼料区4頭の成績とした。その結果、標準飼料およびリンゴ粕飼料のAIAの回収率は、それぞれ、98.4および95.5%となった。AIA法による乾物消化率は、標準飼料およびリンゴ粕飼料で、それぞれ82.7および76.4%となり、全糞採取法から得たそれぞれの乾物消化率83.0および77.4%とよく一致した。また、CPの消化率は、AIA法のそれぞれ83.4および67.9%に対して全糞採取法ではそれぞれ83.6および69.4%となった。AIA法による乾物消化率の5日間の日間変動はきわめて小さかった。以上の結果より、セライトを2%添加したAIAは、豚の消化率測定の指標物質として十分使用できるものと考えられた。
索引語ブタ;消化試験;消化率;指標;回収;灰分
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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