オニオコゼInimicus japonicusの酸素消費量の日周変化

オニオコゼInimicus japonicusの酸素消費量の日周変化

レコードナンバー641623論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名平田 八郎
親納 正也
石橋 泰典
ほか2名
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ49巻・ 4号, p.469-474(2001-12)ISSN03714217
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抄録本実験は、オニオコゼの合理的な飼育管理を行うために、その基礎知見ともいえる彼らの日周性を酸素消費量の面から調べた。酸素消費量の日周性は、溶存酸素計(YSI-57)とペンレコーダー(EYELA-TR250)によって飼育室内の南窓際で2~3日間ずつ連続的に記録した。供試魚は計24尾用いたが、その平均体重は76.3±11.96gであった。人工海水による塩分濃度は33psuとし、水温は加温サーモ器で23.4±0.6℃に保ち、照明は室内自然光のほかに、20Wと30Wのサークル蛍光灯をタイマーで6時点灯・18時点滅とした。実験結果、オニオコゼの酸素消費量は薄明薄暮の双峰的な日周変化を示すことが分かった。その日周変化は、3時に薄明時の凹部(154.8ml/kg/h)、6時に薄明時の凸部(174.9ml/kg/h)、16時に薄暮時の凹部(149.6ml/kg/h)、そして20時に薄暮時の凸部(174.9ml/kg/h)が、それぞれ示された。これらの結果から、給餌管理等は日出前と日没後の2回に分けて行うことが好ましいものと示唆された。また、酸素消費量の多い時間帯には酸素発生器等による酸素の補強が望ましいと思われた。一方、活動時における酸素消費量は休息時の約1.4倍であることも分かった。なお、活動時と安静時の酸素消費量の間にはそれぞれ有意な相関r=0.9618(P<0.001)およびr=0.9625(P<0.001)が示された。
索引語カサゴ目;酸素;消費量;日周;変動
引用文献数40
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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