根域制限がキャベツ苗の生育と炭水化物の動態に及ぼす影響

根域制限がキャベツ苗の生育と炭水化物の動態に及ぼす影響

レコードナンバー641635論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015070NACSIS書誌IDAN00129558
著者名佐藤 文生
吉岡 宏
藤原 隆広
書誌名生物環境調節
別誌名Environment control in biology
発行元日本生物環境調節研究会
巻号,ページ39巻・ 4号, p.235-243(2001-12)ISSN05824087
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抄録キャベツ苗において、根城容量が生育と炭水化物含量、光合成に及ぼす影響と、根城制限の解除が生育と炭水化物含量、同化産物の分配に及ぼす影響について調査した。植物体の乾物重は根城容量が9mLから300mLへと拡大するにつれ増加した。根城容量が小さいほど葉への乾物分配率が低下した。光合成速度は根城容量が大きいほど高かった。葉のデンプンと可溶性糖含量は、9mL区の植物体で最も高く、300mL区の植物体で最も低かった。根では、デンプンは認められなかったが、可溶性糖含量は根城容量が小さいほど高かった。植物体を根城容量9mLの容器から300mLの容器へ移植することによって根城制限を解除したとき、植物体の生育量は増加した。葉と根の炭水化物含量は根城制限の解除によって減少した。葉に取り込まれた14C同化産物の総量は解除区が対照区に比べ高く、また、葉から茎や根への14C同化産物の分配率も高かった。これらの結果より、キャベツ苗では根城制限に反応して炭水化物代謝が変化し、この変化は苗の生育に密接に関係することが示唆された。
索引語キャベツ;苗;生育;炭水化物;根圏;制御
引用文献数26
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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