ヒクイドリ(Casuarius casuarius)グースタイプリゾチームの物理化学的安定性に関する研究

ヒクイドリ(Casuarius casuarius)グースタイプリゾチームの物理化学的安定性に関する研究

レコードナンバー641670論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015111NACSIS書誌IDAN00381003
著者名鳥潟 隆雄
高見 一利
Thammasirirak S.
ほか2名
書誌名九州東海大学農学部紀要
別誌名Proceedings of School of Agriculture, Kyushu Tokai University
Proceedings of Faculty of Agriculture, Kyushu Tokai University
発行元九州東海大学農学部
巻号,ページ21巻・ p.9-15(2002-03)ISSN02868180
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抄録ヒクイドリ(Casuarius casuarius)卵白より分離したグース型リゾチームについてpHおよび温度安定性を調べた。本リゾチームの熱安定性は0.1Mリン酸緩衝液、pH7中で90℃で1時間まで安定であった。一方同緩衝液、pH6中では30℃まで安定であったが、80℃1時間の反応で完全に失活した。また、本リゾチームの溶菌活性は37℃、4時間の反応で広い範囲のpHで安定であった。次に異なる温度でのpH安定性を調べたところ、50℃および60℃で高い溶菌活性を示していたが、pHが上昇するにつれて活性は低下した。特に65℃ではpH9において20%の活性しか残存しなかった。このアルカリ側における失活の要因を調べるため65℃でのpH4とpH9のタイムコースを測定した。その結果、1時間の反応でpH4では安定であったが、pH9では徐々に失活した。以上の結果より本リゾチームは酸性領域で安定であり、その安定性は本酵素の2次構造の非共有結合力によるものと推定された。
索引語鳥類;卵白;リゾチーム;活性;pH;温度
引用文献数21
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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