部位特異的変異法を用いたリゾチームのアミノ酸置換と活性(1)

部位特異的変異法を用いたリゾチームのアミノ酸置換と活性(1)

レコードナンバー641671論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015111NACSIS書誌IDAN00381003
論文副題Phe34をHisに置換した変異体の活性
著者名河村 俊介
野崎 健司
荒木 朋洋
ほか1名
書誌名九州東海大学農学部紀要
別誌名Proceedings of School of Agriculture, Kyushu Tokai University
Proceedings of Faculty of Agriculture, Kyushu Tokai University
発行元九州東海大学農学部
巻号,ページ21巻・ p.17-24(2002-03)ISSN02868180
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抄録リゾチームの糖転移反応機構を解明する一環として、ニワトリ卵白リゾチーム(HEL)の酵母における分泌発現系を確立し、遺伝子工学的手法を用いて、F部位のright sideに位置するPhe34をHisに置換した変異体を作製し、その活性変動を解析した。 野生型HELの発現は、発現ベクターpPIC9Kと宿主菌Pichia pastoris GS115を用いて行い、野生型HELは陽イオン交換カラムクロマトグラフィーで精製した。野生型HELのペプチドマッピングと(GlcNAC)5に対する活性を調べた結果、野生型HELはネイティブHELと同じアミノ酸配列及び活性を有していた。確立した発現系を用いて作製した変異体F34Hの基質(GlcNAc)5に対する活性を測定し、基質や反応生成物のタイムコースを求め、コンピューター解析を行った。その結果、HELと比較してE部位の基質結合エネルギーの減少と糖転移反応の速度定数の減少が観察された。しかし、グリコシド結合開裂反応と加水分解反応及の速度定数に変化はなかった。したがって、Phe34→Hisのアミノ酸置換は、E部位における基質の結合様式や糖転移反応速度に関連すると推定された。
索引語リゾチーム;アミノ酸;活性;変異;卵白;ニワトリ
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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