バターミルク由来抗ウシロタウイルスポリペプチド

バターミルク由来抗ウシロタウイルスポリペプチド

レコードナンバー641972論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005663NACSIS書誌IDAN00195188
著者名松本 光晴
大石 一二三
細野 明義
書誌名日本畜産學會報 = The Japanese journal of zootechnical science
別誌名日本畜産学会報
日本畜産学会報
Nihon chikusan gakkaiho
Animal science journal
Animal science and technology
発行元Zootechnical Science Society of Japan
巻号,ページ73巻・ 1号, p.49-56(2002-02)ISSN1346907X
全文表示
抄録バター製造時の副産物であるバターミルクをブロメライン消化することにより得られたバターミルク加水分解物(HBM)に耐熱性の抗ウシロタウイルス活性を認めた。活性部位をDEAEおよびゲル濾過(Superdex75)にて部分精製を行い、抗ロタウイルス活性を有する4つの両分HBM-0.2-A、HBM-0.2-B、HBM-0.4-AおよびHBM-0.4-Bを得た。各両分のED50(mg/m/)はHBM-0.2-A、HBM-0.2-B、HBM-0.4-AおよびHBM-0.4-Bの順にそれぞれ0.16、1.75、0.14、3.25であった。各フラクションをSDS-PAGEにより分析した結果、HBM-0.2-A、HBM-0.2-B、HBM-0.4-AおよびHBM-0.4-Bの順に分子量14~30、14~21、14~35および14~21kDaに強いバンドが検出された。ウエスタンブロット後に小麦胚芽レクチン(WGA)で検出したところ、活性の高かったHBM-0.2-AとHBM-0.4-Aは同様のパターンを示し、分子量20~25、30~35および70~100kDaの3つの糖ポリペプチドから成るフラクションであることが認められた。シアル酸含量が高かったHBM-0.2-BおよびHBM-0.4-Bは抗ロタウイルス活性が弱く、WGAでも検出されなかったことから、抗ロタウイルス活性はシアル酸の結合部位を中心とした糖鎖構造に依存していることが推測された。
索引語ウシ;バター;副産物;抗ウイルス性;活性;糖タンパク質
引用文献数30
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat