新生ラット視床下部におけるエストロジェン受容体,アンドロジェン受容体およびアロマターゼの遺伝子発現に対するエストロジェン処置の影響

新生ラット視床下部におけるエストロジェン受容体,アンドロジェン受容体およびアロマターゼの遺伝子発現に対するエストロジェン処置の影響

レコードナンバー641986論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名鈴木 正寿
西原 真杉
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ48巻・ 1号, p.17-23(2002-02)ISSN09168818
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抄録ラットでは、出生前後数日の特定の時期(臨界期)に精巣から分泌されるアンドロジェンが脳内でアロマターゼによりエストロジェンへと代謝され、未分化な脳に作用して脳の機能的・形態的な雌雄差が誘導されることが知られている。本研究では、出生後2日、6日、10日の雌雄ラット視床下部を対象に、エストロジエンα受容体(ERα)、β受容体(ERβ)、アンドロジェン受容体(AR)およびアロマターゼ(AROM)の遺伝子発現を競合RT-PCR法を用いて検討した。ERα遺伝子は出生後6日において遺伝子の発現が雄に比べ雌で有意に高いことが確認された。ERβおよびAR遺伝子については雌雄差が観察されなかった。AROM遺伝子は出生後2日、6日、10日のいずれにおいても雄で発現が高かった。さらに出生後2日におけるエストロジェン投与により、その後のERα遺伝子発現は減少したが、ERβ、AR.、AROM遺伝子の発現は増加した。これらの遺伝子発現の雌雄差、および性ステロイドに依存した発現制御は、ラットの脳の性分化において重要な役割を果たすものと考えられた。
索引語ラット;エストロゲン;ホルモン受容体;下垂体
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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