水田土壌中の有機物の分解

水田土壌中の有機物の分解

レコードナンバー650038論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015535NACSIS書誌IDAN0013988X
論文副題土壌粒径と分解物
著者名竹島 征二
小林 愛理
書誌名玉川大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Tamagawa University
発行元玉川大学農学部
巻号,ページ41号, p.77-87(2001-12)ISSN0082156X
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抄録土壌の粒径が硫酸還元およびメタン発酵に及ぼす影響を明らかにするために、メタンの発生源と考えられている湛水条件下の水田土壌を用いて室内モデル実験を行った。水田土壌の粒径は2.0mm~1.0mm、1.0mm~0.5mm、<0.5mmに篩別したものを試料とした。試料は注射筒に脱イオン水と共に詰め、30℃で70日間培養し、pH、Eh値、酢酸量、硫化物量およびメタン生成量の変化を経時的に調べた。 pHは培養初期から中性化の傾向を示した。そして、増加の傾向はアルカリ条件下で発現された。粒径が細かくなるに伴って中牲化の傾向が大きくなった。Ehは培養初期から急激に低下し、その後、徐々に低下した。また、粒径が小さくなるに伴って、Ehがやや低下した。酢酸量は培養中期(21日目)においてピークに達したが、土壌粒径における著しい差異は認められなかった。硫化物量およびメタン生成量は共に同じような生成パターンを示した。以上、検討した範囲内では酢酸量、硫化物量およびメタン生成量において、土壌粒径の影響は認められなかった。
索引語水田土壌;有機物;粒子;分解
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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