水稲の有機栽培における再生紙マルチ利用による雑草防除

水稲の有機栽培における再生紙マルチ利用による雑草防除

レコードナンバー650166論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014811NACSIS書誌IDAN00242801
著者名原田 博行
鈴木 泉
大場 伸一
ほか1名
書誌名山形県立農業試験場研究報告 = Bulletin of the Yamagata Prefectural Agricultural Experiment Station
別誌名Bulletin of the Yamagata Prefectural Agricultural Experiment Station : Yamagata Kenritsu Nogyo Shikenjo kenkyu Hokoku
Bull. Yamagata Agric. Exp. Stn.
Bull. Yamagata Pref. Agric. Exp. Stn.
山形農試研報
山形県立農業試験場研究報告
発行元山形県立農業試験場
巻号,ページ35号, p.17-35(2001-03)ISSN03887707
全文表示PDFファイル (2120KB) 
抄録(1)水稲の再生紙マルチ栽培による雑草防除効果は寒冷地である山形県内の試験地においても雑草の発生は明らかに抑えられ、無農薬栽培における除草方法として高い効果を得られる。紙を田面に密着させることが除草効果を高める上で重要である。ただし稲株の周りは雑草が発生し易い。またオモダカ類には効果が劣る。 (2)寒冷地である山形県においても、再生紙により水田をマルチしている期間気温が高い場合は慣行栽培とほぼ同等の生育・収量を得られる。しかし平年並以下の低温で経過した場合は地温上昇が抑えられる影響から初期生育、特に茎数の増加が抑制され、出穂、登熟も遅れることもあり収量は低下する。 (3)成苗やポット苗など充実した苗を用いること、紙質や紙色を改良した黒色再生紙および薄紙再生紙を用いることにより、再生紙マルチ栽培における水稲の初期生育不良を改善することができる。 (4)活着後の生育初期から飽水管理を行うことで、初期段階の水稲生育は抑制されるものの、その後生育は回復し、葉色が濃く、登熟も良くなる。有機質肥料の窒素の発現や根の伸長へ良い影響があるためと考えられるが、今後さらに検討する必要がある。
索引語水稲;紙;マルチ;栽培;雑草防除
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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