ローズグラスの採食性及び消化性の検討

ローズグラスの採食性及び消化性の検討

レコードナンバー650268論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014244NACSIS書誌IDAN00380179
著者名大平 洋美
垣内 一明
石原 康弘
ほか4名
書誌名鹿児島県畜産試験場研究報告
別誌名Bulletin of the Kagoshima Prefectural Livestock Experiment Station
Bulletin of the Kagoshima Livestock Experiment Station
発行元鹿児島県畜産試験場
巻号,ページ35号, p.133-139(2002-03)ISSN0389357X
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抄録ローズグラス乾草及びサイレージについて、黒毛和種繁殖雌牛を用いて、採食試験及び消化試験を実施した。また多収目的の過剰施肥による草中へのKや硝酸態窒素の集積が問題となってきているため、施肥量の違いが飼料成分、採食性及び消化性に及ぼす影響について同様に試験を実施した。 1 収穫時期の違いがローズグラス乾草の採食性及び消化性に及ぼす影響 1番草生育期、1番草出穂直前期及び2番草生育期に収穫調製した乾草の採食性及び消化性について検討した。その結果、2番草生育期で粗蛋白、粗脂肪、TDN、高消化性繊維含量、1頭当たり及び代謝体重当たりの乾物、有機物、粗蛋白、NDF摂取量が高くなった。乾物、有機物及び一般成分の消化率について3区間に有意差は認められなかったが、全成分において他の収穫時期に比べて消化率が高い傾向にあった。また第一胃内消失率も高く、第一胃内滞留時間が短いと思われた。 2 収穫時期の違いがローズグラスサイレージの採食性及び消化性に及ぼす影響 2番草生育期及び1番草結実期に収穫調製したサイレージの採食性及び消化性について検討した。その結果、2番草生育期で粗灰分、可溶無窒素を除く成分、1頭当たり及び代謝体重当たりの有機物、粗蛋白、総繊維摂取量が高くなった。乾物摂取量は結実期で高くなった。また消化率については、粗脂肪を除く成分において、2番草生育期で高くなった。 3 施肥量の違いがローズグラスサイレージの採食性及び消化性に及ぼす影響 異なる施肥量の条件で栽培したサイレージの採食性及び消化性について検討した。その結果、粗蛋白は多肥区でやや高くなった。またTDNは適正施肥区の方が高い数値を示した。硝酸態窒素は多肥区が適正施肥区の約2.5倍の数値を示した。1頭当たり及び代謝体重当たりの乾物、粗蛋白、総繊維摂取量は多肥区がやや高くなった。総繊維、高消化性摂取量については適正施肥区の方が高くなった。乾物、有機物及び一般成分の消化率については、両区間に有意差は認められなかったが、粗脂肪を除く成分の消化率について、適正施肥区の方が高くなった。また第一胃内における乾物消失率は多肥区の方が適正施肥区よりも若干高く推移した。
索引語ローズグラス;肉牛;採食;消化
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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