ツヤハダゴマダラカミキリの病原糸状菌とその病原力

ツヤハダゴマダラカミキリの病原糸状菌とその病原力

レコードナンバー650294論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010758NACSIS書誌IDAN10164318
著者名島津 光明
張 波
劉 益寧
書誌名森林総合研究所研究報告
別誌名Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute
発行元森林総合研究所
巻号,ページ1巻・ 1号, p.123-130(2002-03)ISSN09164405
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抄録中国,寧夏回族自治区でポプラを加害するゴマダラカミキリ類の微生物的防除法を開発するため,野外採集および土壌からの釣り餌法で得た感染虫から,昆虫病原糸状菌を分離した。寧夏産の標本からBeauveria bassiana, Metarhizium anisopliae, Paecilomyces spp.などを分離した。寧夏のすべての分離菌について,ツヤハダゴマダラカミキリに対する病原性を調べるため,1×10 7/mlの濃度で一次スクリーニングしたところ,B. bassianaの数株とMetarhizium anisopliaeの1株が強い病原力を有していた。カミキリムシに強い病原力を持つことがわかっている2株の日本産の菌の,ツヤハダゴマダラカミキリに対する病原力を明らかにするため,数種濃度段階の懸濁液を,幼虫と成虫に接種して半数致死濃度を求めた。日本のゴマダラカミキリ由来のBeauveria brongniartii F-1101は,成虫に対し非常に強い病原力があったが,幼虫に対する病原力は弱かった。日本のマツノマダラカミキリ由来のB. bassiana F-263は幼虫にも成虫にも中程度の病原力を有していた。ツヤハダゴマダラカミキリ成虫の微生物的防除にはF-1101の利用が有望であると考えられた。
索引語カミキリムシ科;生物学的防除;糸状菌;病原;昆虫病;ポプラ
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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