ハラタケ目子実体上でのカッショクヒメトビムシの個体数の季節変化と生活史との関係

ハラタケ目子実体上でのカッショクヒメトビムシの個体数の季節変化と生活史との関係

レコードナンバー650395論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00017632NACSIS書誌IDAN00334874
著者名澤畠 拓夫
相馬 潔
大政 正武
書誌名Edaphologia
発行元日本土壌動物研究会
巻号,ページ69号, p.35-45(2002-02)ISSN03891445
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抄録澤畠拓夫・相馬 潔・大政正武(信州大学農学部 〒399-4598長野県上伊那郡南箕輪村8304):ハラタケ目子実体上でのカッショクヒメトビムシの個体数の季節変化と生活史との関係。 Edaphologia No.69:35-45、2002。 アカマツ・コナラ林のハラタケ目野生子実体と毎月林床に置いたシイタケ子実体および土壌中から得られたカッショクヒメトビムシの個体数と体長分布を比較した。土壌中のカッショクヒメトビムシの密度は春と夏に高く、秋と冬に低かった。土壌中から得られたカッショクヒメトビムシの密度と体長分布の月変化から、このトビムシの大多数は春に新生個体が出現し、春と秋の2回成長して成虫となる、年1化の生活史を持つと考えられた。野生子実体の発生は6月から10月までであったが、これらの子実体上のカッショクヒメトビムシ個体数は9月と10月のみに多かった。毎月1回林床にシイタケ子実体を置いたところ、春にもカッショクヒメトビムシが秋ほどではないが多数集まった。子実体上では、多くの場合、季節に関わらず体長0.7mm以上の個体が多い組成となっていた。これらのことから、カッショクヒメトビムシの小型個体は大型個体に比べて子実体への集合性が低いことが示された。また秋に多数のカッショクヒメトビムシが子実体上に集まるのは、活動性の高い大型個体の密度が秋に高まることによって起こると考えられた。
索引語昆虫類(粘管目);キノコ;子実体;個体;生息密度;生活史;季節変化
引用文献数33
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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