高糖性サトウキビ新品種「Ni14」の育成

高糖性サトウキビ新品種「Ni14」の育成

レコードナンバー650481論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20003504NACSIS書誌IDAA11598810
著者名氏原 邦博
杉本 明
前田 秀樹
下田 聡
岡 三徳
最上 邦章
勝田 義満
園田 忠弘
水本 文洋
東 孝行
佐藤 光徳
吉田 典夫
上妻 道紀
松元 幸男
持留 信夫
小牧 有三
田中 正一
林 隆夫
日高 昇
書誌名九州沖縄農業研究センター報告
別誌名Bulletin of the NARO Kyushu Okinawa Agricultural Research Center (NARO/KARC)
Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Kyushu Okinawa Reg.
九州沖縄農研報告
発行元農業技術研究機構九州沖縄農業研究センター
巻号,ページ40号, p.17-31(2002-03)ISSN13469177
全文表示PDFファイル (1239KB) 
抄録サトウキビ新品種「Ni14」は、高糖性品種育成を目標に「KF78-81」を種子親にした自然受粉により種子を得、実生選抜、4回の栄養系選抜、系統適応性検定試験、特性検定試験、奨励品種決定調査を経て育成された。発芽は良、萌芽がやや良であるが、分げつ性が弱いため、茎数は普及品種「NiF8」より少ない。初期伸長は良好で、茎は長く、茎径及び節間長は「NiF8」と同程度である。脱葉性は中であるが茎が軟らかいため収穫作業適性に優れる。モザイク病、葉焼病、黄さび病に対する抵抗性は強い。接種検定の結果によると、黒穂病には極弱であるが、普及対象地域である鹿児島県熊毛地域では発生が認められていない。メイチュウの食害は「NiF8」より少ない。強風による風折抵抗性は「NiF8」よりも強い。早期高糖性で蔗汁糖度、純糖率及び可製糖率は「NiF8」より高く、安定している。原料茎重は「NiF8」に比べ春植え栽培では同程度、株出し栽培ではやや劣るが、可製糖量は春植え、株出し両作型を合わせると「NiF8」と同程度である。南西諸島の各地で高糖性を発現するが、火山灰土壌で地力が比較的高い鹿児島県熊毛地域(種子島)に適応性が高い。
索引語サトウキビ;新品種;育種;糖;抵抗性育種;風害;収穫
引用文献数5
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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