クワ個葉の光合成速度と葉温の関係に及ぼす生育温度の影響

クワ個葉の光合成速度と葉温の関係に及ぼす生育温度の影響

レコードナンバー650635論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00018606NACSIS書誌IDAN00190300
著者名福井 邦明
書誌名日本蠶絲學雜誌
別誌名日本蚕糸学雑誌
The journal of sericultural science of Japan
The journal of sericultural science
Nihon sanshigaku zasshi
Nihon sanshigaku zasshi
発行元日本蠶絲學會
巻号,ページ71巻・ 1号, p.7-13(2002-04)ISSN00372455
全文表示PDFファイル (490KB) 
抄録1/2000aポットに植え付けられたクワ(Morus alba L.)品種「しんいちのせ」を、15℃から34℃までのさまざまな温度条件下で生育させ、その個葉の光合成速度の葉温に対する反応を調査した。その結果、生育温度の違いによって葉温-光合成速度曲線が変化することが明らかとなった。光合成速度の温度反応は最適葉温を中心にその値から離れるほど速度が低下する傾向を示した。クワの生育温度が高いほど光合成速度が最大となる温度(最適葉温)も高くなり、本試験の恒温条件下の試験区では、生育温度と最適葉温との関係は直線関係を示した。また、昼夜の温度が異なる条件では、昼間の温度と最適葉温の関係がこの直線関係と一致した。また、20℃以上の温度で生育したクワの光合成速度の最大値はほぼ等しかった。気孔伝導度はおおむね生育温度が高いほど高くなる傾向を示した。葉温が最適葉温に向かって上昇する際、気孔伝導は低下していたことから、この葉温上昇による光合成速度の上昇は、二酸化炭素固定系の活発化によるものであると推察された。
索引語クワ;葉;光合成;温度;生育
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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