黄色土水田における稲わら,ケイカルと熔リンの連用が土壌と水稲の生育に及ぼす影響

黄色土水田における稲わら,ケイカルと熔リンの連用が土壌と水稲の生育に及ぼす影響

レコードナンバー650819論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009168NACSIS書誌IDAA11480140
著者名林 恭弘
森下 年起
書誌名和歌山県農林水産総合技術センター研究報告
別誌名和歌山農林水技セ研報
Bull. Wakayama Res. Cent. Agri. Forest. Fish
発行元和歌山県農林水産総合技術センター
巻号,ページ3号, p.57-66(2002-03)ISSN13455028
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抄録1968年から1986年の19年間、黄色土水田において無改良(3要素)、稲わら600kg/10a、ケイカル300kg・熔リシ100kg/10a(年1回施用)、稲わら300kg・ケイカル150kg・熔リン50kg/10a(年1回施用)の連用試験を行い、1975年から1986年には無改良の一部を無窒素、3要素施用(酸度矯正)として水稲の生育、養分吸収量と跡地土壌の変化について検討した。その結果は以下のとおりである。 1)稲わら、ケイカルと熔リンの施用により水稲の増収効果が認められ、水稲増収効果はケイ酸の吸収量増加に伴う1穂籾数の向上であった。 2)酸度矯正を行わない稲わら施用では窒素供給と他の無機養分が供給され、土壌中の無機養分が減少するものの、ケイカル施用の2~3%減収にとどまった。 3)土壌全炭素含有率が0.99%と低い場合、単作ほ場では有機物を施用しなくとも当初の全炭素率を維持したが、稲わらの施用により全炭素含有率は増加する。 4)ケイカルと熔リンの施用により土壌中の有効態ケイ酸と有効態リン酸が蓄積することから、土壌診断による適切な施用が重要である。 5)稲わら全量還元を前提として水稲に対するケイカルの施用量を試算すると72~96kg(ケイ酸30%含有)であった。
索引語水稲;生育;藁;連用;黄色土;水田土壌;ケイ酸;リン酸;収量;施肥量
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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