ビワ灰斑病のベンズイミダゾール系薬剤耐性菌の発生状況と防除対策

ビワ灰斑病のベンズイミダゾール系薬剤耐性菌の発生状況と防除対策

レコードナンバー650882論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012291NACSIS書誌IDAN10466780
著者名小嶺 正敬
早田 栄一郎
中村 吉秀
書誌名長崎県果樹試験場研究報告 = Bulletin of the Nagasaki Fruit Tree Experiment Station
発行元長崎県果樹試験場
巻号,ページ9号, p.19-26(2002-03)ISSN
全文表示PDFファイル (553KB) 
抄録ビワ灰斑病におけるベンズイミダゾール系薬剤耐性菌の発生状況、耐性機構および防除対策について調査や検討を行った。 1.長崎市茂木において、ベノミル剤100ppmで菌糸生育のみられるものを耐性菌とすると、耐性菌の発生は約半数の圃場でみられ、約4割が耐性菌株であった。 2.ベノミル剤耐性菌株のうち、ベノミル剤1000ppmで菌糸の生育可能な高度耐性を示す菌株が大半を占めていた。 3.ベノミル剤耐性菌株は、ベンズイミダゾール系薬剤の作用点である微小管タンパク質(βチューブリン)遺伝子の点突然変異によりアミノ酸の置換がおきていた。 4.ベノミル剤耐性菌株はジエトフェンカルブ剤に対し耐性菌株と感受性菌株が存在した。 5.PDA培地上においてベノミル剤耐性菌株に対しイミノクタジンアルベシル酸塩水和剤とフルアジナム水和剤は低濃度で菌糸の伸長を抑制した。 6.ベノミル剤耐性菌が優占する圃場においてイミノクタジンアルベシル酸塩水和剤はチオファネートメチル水和剤より高い防除効果であった。
索引語ビワ;病害(糸状菌病);耐性菌;殺菌剤;アゾール;発生生態;防除;真菌類(不完全菌);遺伝子工学
引用文献数5
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat