イネいもち病防除薬剤カルプロパミドとその異性体によるメラニン生合成酵素シタロン脱水酵素阻害

イネいもち病防除薬剤カルプロパミドとその異性体によるメラニン生合成酵素シタロン脱水酵素阻害

レコードナンバー650942論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015061NACSIS書誌IDAN00196227
著者名本山 高幸
利部 伸三
松岡 将資
ほか1名
書誌名日本農薬学会誌
発行元日本農薬学会
巻号,ページ27巻・ 2号, p.141-144(2002-05)ISSN03851559
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抄録イネいもち病防除剤カルプロパミドは4種類の異性体、KTU3616A(1R、3S、1′R)、KTU3616B(1S、3R、1′R)、KTU3615A(1S、3R、1′S)、KTU3615B(1R、3S、1′S)からなる。我々は既にこれらの中のKTU3616Bが強力にシタロン脱水酵素を阻害する強結合阻害剤(tight-bindinginhibitor)であることを示していた。カルプロパミドとその立体異性体のグループにはKTU3616A、KTU3616B、KTU3615A、KTU3615B以外に4種類のジアステレオマーが存在する。今回、KTU361B以外の7種の異性体について阻害の強さを解析したところ、いずれもtight-bindinginhibitorではないことが明らかとなった。これらの内の3種の異性体(KTU3616A、KTU3615A、KTU3615B)は、KTU36161Bに対して100倍程度あるいはそれ以上のK1値を示した。すなわち強力な阻害作用を示すためには(1S、3R、1′R)の立体配置が必要なことが明らかとなった。
索引語殺菌剤;いもち病;有機塩素化合物;色素;生合成;阻害物質;酵素(デヒドロゲナーゼ)
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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