ミディトマトに発生したTobacco Mosaic Virusの諸性質

ミディトマトに発生したTobacco Mosaic Virusの諸性質

レコードナンバー650955論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011864NACSIS書誌IDAN10443402
著者名福田 明美
駒野 雅保
本多 範行
書誌名福井県農業試験場研究報告
別誌名福井農試研究報告
Bulletin of the Fukui Agricultural Experiment Station
発行元福井県農業試験場
巻号,ページ38号, p.47-57(2001-03)ISSN13412345
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抄録ミディトマト「越のルビー」に果実えそ症状を引き起こすTobacco mosaic virus F28株の宿主範囲、外被タンパク質の遺伝子解析および防除方法について検討した。 F28株は外被タンパク質遺伝子の塩基配列およびアミノ酸配列においてTMV-OM株との相同性はそれぞれ98.5%、98.8%と高かった。また、F28株を14科40種3品種の植物に汁液接種したところ、7科21種3品種に感染し、宿主範囲や病徴はTMV-OM株と類似していた。本ウイルスの簡易な診断法として、抗原濃度10,000倍、ToMV感染葉汁100倍液で吸収させた20,000倍TMV吸収抗血清、二次抗体濃度4,000倍の条件を用いたI-ELISA簡便法によって、判別が可能であった。 F28株に対する弱毒ウイルスL11A株の千渉効果はほとんど認められず、F28株の単独接種と同様に葉にモザイク症状を示し、果実にえそ症状が発生した。 TMV抵抗性遺伝子型の異なるトマト25品種にF28株を接種したところ、TMV抵抗性因子+/+、Tm-1/+、Tm-1/Tm-1の品種では上葉にモザイクや退緑を生じ、全身感染した。Tm-2/+、Tm-2**4/+、Tm-2**4/ Tm-2**4の品種は接種葉にえそ斑点、上葉でえそ症状を示し、萎縮したが、Tm-2の品種の中で上葉に移行せずに抵抗性を示す品種があった。
索引語トマト;病害(ウイルス病);ウイルス;症状
引用文献数28
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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