キウイフルーツ果汁のアクチニジン濃度およびプロテアーゼ活性の品種間差

キウイフルーツ果汁のアクチニジン濃度およびプロテアーゼ活性の品種間差

レコードナンバー651020論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012295NACSIS書誌IDAN10467499
著者名西山 一朗
大田 忠親
書誌名日本食品科学工学会誌
別誌名日本食品科学工学会誌
発行元日本食品科学工学会
巻号,ページ49巻・ 6号, p.401-408(2002-06)ISSN1341027X
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抄録キウイフルーツの品種による有効な利用法を検討するため、果汁中に含まれるアクチニジン濃度およびプロテアーゼ活性の品種間差に関する調査を行った。用いた13品種のうち、アボット、香緑、魁蜜および信山では、主要な経済栽培品種であるヘイワードと比較して、アクチニジン濃度やプロテアーゼ活性が有意に高値を示した。そのためこれらの品種では、食肉軟化剤や酵素の供給源としての利用法が有効だと考えられた。一方、レインボーレッド、ホート16A、香粋の3品種の果汁では、プロテアーゼ活性がヘイワードの7%以下と、有意に低値を示し、また乳タンパク質や筋原線維タンパク質の加水分解作用も軽微であった。この結果より、プロテアーゼ活性の低いこれら3品種では、ヨーグルトなどの乳製品と混合したときに生じる苦味の発生が著しく低減されるものと期待された。 本実験を行うにあたり、キウイフルーツ果実の御供与や有益な御助言をいただきました香川県農業試験場府中分場の福田哲生氏、香川県高松地域農業改良普及センターの末澤克彦氏、香川県農林生産部農業生産流通課の皆様、静岡県柑橘試験場落葉果樹分場の久田秀彦氏、日本キウイフルーツ協会前理事長の故澤登晴雄先生ならびに澤登キウイ園の皆様、静岡県小林農園の皆様に深く感謝いたします。また、種々の情報をご提供いただきました福島県吉澤キーウィ園、埼玉県城北ファームならびに静岡県伊沢園の皆様に謝意を表します。駒沢女子短期大学の高橋淑子先生には、技術的な御支援をいただきましたことに感謝いたします。
索引語果汁;キウイフルーツ;アルカロイド;酵素(プロテアーゼ);品種間差異
引用文献数20
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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