海岸地帯で生産される茶のナトリウムイオン濃度

海岸地帯で生産される茶のナトリウムイオン濃度

レコードナンバー651298論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016154NACSIS書誌IDAN00143344
論文副題添加茶判別指標からみた問題点
著者名中川 致之
森藤 富士雄
陳 風雷
ほか3名
書誌名茶業研究報告
別誌名Tea research journal
発行元[出版者不明]
巻号,ページ93号, p.39-46(2002-06)ISSN03666190
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抄録添加茶判別時の指標とされるNa+濃度の測定値について、静岡県、鹿児島県、愛知県で生産された茶芽及び煎茶を試料とし、海岸からの距離を視点にした調査を行った結果、以下のような知見が得られた。 (1)静岡県の沿岸部、中間部、山間部で生産される茶芽のNa+濃度の間には、統計的に有意差が認められた。 (2)沿岸部で生産される茶芽では、添加茶の指標とされるNa+濃度を超えているものが見受けられた。 (3)鹿児島県産煎茶のNa+濃度についても、静岡県の茶芽と同様に、沿岸部、離島のものは高く、山間部のものは低い傾向があり、種子島産の煎茶では指標値を超えているものがあった。 (4)従って、沿岸部で生産される茶については、添加の有無をNa+の測定により判別することは不可能であり、グルタミン酸とテアニンの比率など、他の観点による判断が必要であると考えられる。 (5)茶芽中のNa+濃度は、降雨により著しく低下することが認められ、Na+濃度が高い原因は海水の飛沫の付着によると推測された。 (6)茶園土壌のナトリウム含有量については、海岸からの距離による差は認められなかった。
索引語茶;海岸;生産;ナトリウム
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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