寒冷地灰色低地土水田における堆肥長期連用試験からみた化成肥料及び堆肥中の窒素の行方

寒冷地灰色低地土水田における堆肥長期連用試験からみた化成肥料及び堆肥中の窒素の行方

レコードナンバー651308論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20010231NACSIS書誌IDAA11655277
著者名住田 弘一
加藤 直人
西田 瑞彦
書誌名東北農業研究センター研究報告 = Bulletin of the National Agricultural Research Center for Tohoku Region
別誌名Bulletin of Tohoku Agricultural Research Center
Bulletin of the Tohoku Agricultural Research Center
Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Tohoku Reg.
東北農研研報
独立行政法人農業技術研究機構東北農業研究センター研究報告
発行元東北農業研究センター
巻号,ページ100号, p.49-59(2002-03)ISSN13473379
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抄録有機物中の窒素の行方については,近年,重窒素標識法による解析が始められているが,長期連用下におけるその行方については差し引き法による推定が有効である。そこで,寒冷地灰色低地土水田(東北農業研究センター大曲研究拠点内)における,稲わら堆肥(1968年~)及び家畜ふん堆肥(1973年~)の長期連用試験において,堆肥の肥効が安定した1981年以降の19年間について,化成肥料及び堆肥中の窒素の行方を差し引き法により推定した。窒素無施用栽培における窒素収支からみると,毎年,系外から約3~4kg/10aの窒素富化が認められた。10a当たり8kgの化成肥料窒素の作土への集積は見かけ上認められず,水稲による収奪が約4kg,系外への損失が約4kgであった。10a当たり11kg(堆肥現物2トン)の稲わら堆肥中の窒素は,見かけ上土壌への集積が2kg弱,水稲による収奪が3kg弱,系外への損失が約6.5kgであった。稲わら堆肥の施用量が2t/10a以上で水稲収量は一定(2割増収)になり,水稲による収奪割合が減少し,系外への損失割合が増大した。10a当たり17kg(堆肥現物3.6トン)の家畜ふん堆肥中の窒素は,見かけ上土壌への集積が約5kg,水稲による収奪が約6kg,系外への損失が約6kgであった。
索引語寒冷地;水田;土壌;堆厩肥;連用;窒素
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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