犬の膀胱内腫瘤に対する内視鏡生検鉗子を使用した超音波ガイド下生検法

犬の膀胱内腫瘤に対する内視鏡生検鉗子を使用した超音波ガイド下生検法

レコードナンバー651410論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名高橋 健
林 英幸
清水 誠司
ほか6名
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ55巻・ 2号, p.83-87(2002-02)ISSN04466454
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抄録膀胱内腫瘤の生検法として、経尿道で挿入した内視鏡生検鉗子を超音波ガイド下で誘導する方法を開発し、10例の症例に用いその有用性について検討した。生検鉗子は外径L8mmのものを8Frのカテーテルに通して使用した。その際、尿道の局所麻酔または必要に応じて鎮静処置を行った。また、超音波監視下で膀胱径が2~3cmになるよう、尿吸引あるいは生理食塩水注入により調節した。膀胱内の鉗子は高エコーで、鉗子カップの開閉が明瞭に描出され、組織把持も容易に行えた。10例全例で約2mmの長さの組織材料が得られた。病理組織学的検査で、膀胱上皮および粘膜固有層の一部が観察された。組織診断の結果は、移行上皮癌が9例および線維肉腫が1例であった。以上の結果から、今回開発した方法による組織採取量は膀胱粘膜の病理組織学的診断に十分であり、膀胱の生検法としての臨床応用が十分に期待できることが示唆された。
索引語イヌ;膀胱;癌;検査;超音波
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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