茶添加飼料給与が豚の産肉能力と肉質に及ぼす影響

茶添加飼料給与が豚の産肉能力と肉質に及ぼす影響

レコードナンバー651439論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011654NACSIS書誌IDAN10202971
著者名鈴木 啓一
門脇 宏
日野 正浩
ほか1名
書誌名日本養豚学会誌 = The Japanese journal of swine science
発行元日本養豚学会
巻号,ページ39巻・ 2号, p.59-65(2002-06)ISSN0913882X
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抄録お茶を添加した飼料の給与が豚の産肉、肉質形質に及ぼす影響を検討した。2頭の種雌豚より生産した去勢豚15頭を用い、茶無添加の対照区、茶1%添加の試験区1および茶3%添加の試験区2にそれぞれ5頭ずつ振り分けた。各区の平均体重が約70kgに到達後、飼料に茶を添加して不断給与し、体重105kg到達後と殺した。対照区の飼料給与期間および試験1区と試験2区の茶添加飼料給与期間はそれぞれ平均37.8日および43.4日と57.4日であった。と殺後24時間放冷した枝肉形質を測定後、最後胸椎から2胸椎分のロース肉を採材し保水性、肉色、物理的特性、化学成分および脂肪酸組成を分析した。対照区と比較し、茶の添加(3%添加の試験区2)により発育が有意に劣り、脂肪の蓄積が抑制された。保水性(ドリップロス、加熱損失率)、筋肉内脂肪、Tendernessなどの肉質形質は茶添加飼料給与の影響を受けなかった。しかし、茶の添加によりロース肉中の脂肪酸組成が影響を受け、対照区と比べ、3%茶添加区はリノール酸(18:2)、リノレン酸(18:3)、エイコサジエン酸(20:2)の割合が有意に多くなり、オレイン酸(18:1)が逆に少なくなる傾向が示された。また、ロース肉中のビタミンE(αトコフェロール)濃度は対照区、試験1区および試験2区がそれぞれ0.160mg/100g,0.156mg/100g,0.200mg/l00gであり、試験2区が対照区と試験1区より高く、コレステロール濃度は65.25mg/100g,63.00mg/100gおよび60.60mg/100gと逆に試験2区が対照区より低い値が得られたがいずれも統計的に有意な差は認められなかった。
索引語ブタ;肥育;茶;飼料;添加;産肉性;肉質;脂肪酸組成
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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