テンサイ黒根病抵抗性品種の育成(2)

テンサイ黒根病抵抗性品種の育成(2)

レコードナンバー651747論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009215NACSIS書誌IDAN00352173
論文副題O型系統の抵抗性個体選抜後代における選抜効果
著者名田口 和憲
大潟 直樹
田中 征勝
書誌名てん菜研究会報 = Proceedings of the Sugar Beet Research Association
別誌名Proceedings of the Japanese Society of Sugar Beet Technologists
てん菜技術連絡研究会発表論文集
てん菜研究会報
発行元甘味資源振興会
巻号,ページ43号, p.36-43(2002-07)ISSN09121048
全文表示PDFファイル (722KB) 
抄録育成O型系統のテンサイ黒根病抵抗性を向上させるため、現地の黒根病汚染ほ場で個体選抜を実施した。抵抗性個体選抜法では、ほ場栽植配置通りに各個体の発病程度を調査し、その分布状況からあらかじめほ場で一次選抜を行い、再度発病指数で二次選抜することにより、抵抗性集団を分離することが可能となった。また、選抜供試育成O型系統の集団内では、発病指数を異にする個体が混在していたが、個体選抜によって罹病性遺伝子の淘汰を通じて、原系統よりも均質性の高い抵抗性系統が得られた。選抜系統は原系統に比べて、系統内部の変異が小さくなり、黒根症状、粗皮症状ともに改良効果が確認された。本手法は、起源や由来の異なる系統に対しても利用することが可能であり、ほ場抵抗性の獲得に有効な手段であることが判明した。さらに、現地汚染ほ場と健全ほ場において収量形質を比較したところ、選抜による同形質の低下は認められず、むしろ収量性の向上が認められ、黒根病抵抗性の遺伝的改良が示された。
索引語テンサイ;病害(糸状菌病);抵抗性;品種;育成;個体;選抜;効果;真菌類(遊走子菌)
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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