乳牛の分娩前後の飼養法に関する研究

乳牛の分娩前後の飼養法に関する研究

レコードナンバー651809論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002644NACSIS書誌IDAA11573718
論文副題移行期の栄養水準が産乳と繁殖におよぼす影響(9場所協定研究)
著者名楠原 徹
足立 憲隆
宇田 三男
ほか30名
書誌名茨城県畜産センター研究報告 = Bulletin of the Ibaraki Prefectural Livestock Research Center
別誌名茨城畜セ研報
Bull. Ibaraki Pre. Liv Exp. Stn
発行元茨城県畜産センター
巻号,ページ32号, p.1-51(2002-03)ISSN13466488
全文表示PDFファイル (3994KB) 
抄録ホルスタイン種経産牛(2~5産)70頭を用い、分娩予定日の9週前から3週前までを乾乳前期、3週前から分娩までを移行期、分娩後14週間を泌乳期として、飼養試験を行った。試験区は、移行期のCP給与量を日本飼養標準乳牛におけるCP要求量対して110%とする区(低CP区)および140%とする区(高CP区)の2区を設定した。両区の給与飼料乾物中のCP含量は、それぞれ、12.5%と15.0%であった。乾物摂取量は、試験期間を通して差はみられなかった。移行期において、尿中への窒素排泄量(75gvsl09g,P<0.01)および蓄積量(50gvs58g,P<0.05)は高CP区が有意に多かった。平均日乳量は高CP区が多い傾向を示し(40.4kgvs37.8kg)、乳生産効率も有意に高かった(45%vs42%,p<0.05)。しかし、泌乳期において体重の回復が低CP区より高CP区が遅い傾向にあり、繁殖成績において、授精回数、受胎率は高CP区より低CP区のほうが良好な成績を示した。 以上のことから、移行期にCP給与量が多い場合(充足率140%)、繁殖成績が思わしくなく、生産現場において、経産牛の移行期のCP給与量としては充足率で110%程度、飼料乾物中のCP含量としては12%程度が望ましいと考えられた。
索引語乳牛;栄養要求;分娩;泌乳;家畜繁殖
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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