熊野灘におけるスルメイカTodarodes Pacificusの生態に関する研究(1)

熊野灘におけるスルメイカTodarodes Pacificusの生態に関する研究(1)

レコードナンバー651991論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005761NACSIS書誌IDAN10065484
論文副題標識放流結果からみた夏イカの移動
著者名山田 浩且
書誌名三重県水産技術センター研究報告 = Bulletin of the Fisheries Research Institute of Mie/ 三重県水産技術センター [編集]
発行元三重県水産技術センター
巻号,ページ2号, p.27-34(1987-10)ISSN09130012
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抄録熊野灘北部沿岸域の夏イカ漁期を構成している冬生まれ群および秋生まれ群の移動を明らかにするために、1986年7月から8月にかけて計1943尾のスルメイカを標識放流した。今回の再捕結果から推定した各系統群の移動様式は以下のとおりである。 (冬生まれ群) 冬生まれ群は10月中旬まで大きな移動をせず熊野灘北部沿岸域に滞留している。しかし10月中旬頃から産卵回遊に入り、岸寄りを熊野灘南部→紀伊水道域→土佐湾西部へと移動する。南下移動の過程では、一時期紀伊水道域における冬イカの漁場形成にも関与する。また、長期滞留していた冬生まれ群を産卵回遊へと移行させた要因の一つとして、対流期にみられる漁場水温の上昇があげられる。 (秋生まれ群) 秋生まれ群にとって熊野灘は産卵回遊途上の一通過点にすぎず、比較的早期に熊野灘から逸散するものと思われる。
索引語スルメイカ;三重県;移動;夏;標識放流
引用文献数6
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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