陸上水槽によるクルマエビの中間育成と歩脚障害の回復および進行

陸上水槽によるクルマエビの中間育成と歩脚障害の回復および進行

レコードナンバー652002論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005761NACSIS書誌IDAN10065484
著者名岡田 一宏
辻ヶ堂 諦
渡部 公仁
ほか2名
書誌名三重県水産技術センター研究報告 = Bulletin of the Fisheries Research Institute of Mie/ 三重県水産技術センター [編集]
発行元三重県水産技術センター
巻号,ページ5号, p.35-46(1993-10)ISSN09130012
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抄録底砂のある水槽と無い水槽を用いてクルマエビの中間育成を行い、両者の稚エビの歩脚障害の回復と進行、潜砂能力、成長、生残について比較検討した。 1)30日間の飼育で有砂区では歩脚の障害は回復に向い、より前方の脚から後方にかけて回復が見られ、障害の進行過程と逆の経過を示した。無砂区では障害は悪化傾向を示し、底砂のない環境では飼育が長くなるほど障害が増大した。 2)実験終了時の潜砂試験では、有砂区では数分間でほとんどが潜砂したのに対し、無砂区では徐々に潜砂し、40分後には約60%が潜砂したが、残りの40%は2時間後においても潜砂しなかった。 3)成長は有砂区がやや優れ、生残率は無砂区がやや上回ったものの、両者に大きな差はなかった。 4)底砂を用いない陸上中間育成では、稚エビの歩脚障害は進行し、潜砂能力の劣る個体が多く出現するので、効果的な種苗放流が行うためには育成方法の再検討が必要であることが示唆された。
索引語クルマエビ;稚仔;育成;水槽;砂;移動;器官;障害
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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