伊勢湾口部トラフグ産卵場の規模と産着卵の分布について

伊勢湾口部トラフグ産卵場の規模と産着卵の分布について

レコードナンバー652014論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005761NACSIS書誌IDAN10065484
著者名中島 博司
書誌名三重県水産技術センター研究報告 = Bulletin of the Fisheries Research Institute of Mie/ 三重県水産技術センター [編集]
発行元三重県水産技術センター
巻号,ページ9号, p.1-8(2001-02)ISSN09130012
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抄録伊勢湾口部のトラフグ産卵場について、1995年から1997年にかけて産卵場の水質及び底質調査とソリネットによる産着卵の定点採集を行った。この結果、産着卵は中央粒径値が1mm以上の底質分布域で採集され、中でも中央粒径値が2~4mmの底質分布域で多量に採集された。底質と産着卵の分布の関係から、伊勢湾口部の主たる産卵場は、安乗沖の北緯34°22.4'~24'、東経136°57.9'~59.1'と考えられた。トラフグ産卵盛期は2週間前後と短く、産卵時期や産卵期間に与える水温の影響が大きいと考えられることから、水温の推移を的確に把握し、産卵時期を逸しない調査が必要である。安乗沖海域の産着卵採集数から、トラフグ産着卵はパッチ状的な分布をすることが示唆された。さらに、産着卵の高密度分布域はまき網の操業位置と良く一致し、産卵床の位置はまき網の操業位置をモニタリングすることで推定可能であると考えられた。産着卵の定量化にあたっては、産着卵のパッチ状的な分布を考慮した採集調査が必要である。
索引語フグ目;三重県;産卵場;規模;卵;分布;底質
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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