イチゴ用ノズルを用いた農薬散布法の改善

イチゴ用ノズルを用いた農薬散布法の改善

レコードナンバー652039論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20007678NACSIS書誌IDAA11691179
著者名谷川 元一
井村 岳男
平 浩一郎
ほか1名
書誌名近畿中国四国農業研究 = Kinki Chugoku Shikoku agricultural research
発行元近畿中国四国農業研究協議会
巻号,ページ1号, p.3-8(2002-07)ISSN13476238
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抄録イチゴは地面に近い位置に葉があるため、生産者が慣行的に行うイチゴの真上からノズルを振る散布法(慣行散布法)では、葉裏に農薬が付着しにくい。この改善には、ノズルを通路の下方に置き、地面と葉の間に農薬を送り込むようにする散布法(改善散布法)が有効であるが、複雑なノズルの操作が必要であった。今回、畝の形状をしたノズル管にノズルを配列したイチゴ用ノズルを用いた散布法(新ノズル散布法)について比較した。 1.葉裏での農薬付着量は、新ノズル散布法の場合、慣行散布法よりも土耕および高設栽培で著しく多かった。改善散布法との比較では、土耕栽培で同等であったが、高設栽培では改善散布法よりも多かった。 2.ナミハダニメス成虫に対する防除効果は、新ノズルおよび改善散布法とも97%以上の減少率であり、同等であった。 3.散布時間は、新ノズル散布法では3.3分/100mで、改善散布法(l1.2分/100m)の約3分の1以下に短縮できた。 4.散布者の農薬ばく露は、新ノズル散布法の場合、土耕栽培では改善散布法よりも少なかった。高設栽培では、付属する長さ0.5mの散布竿を用いると、膝上部から上の部位で改善散布法よりも著しく多かったが、長さ1.5mの散布竿を用いることによって身休の全部位で著しく減少させることができた。
索引語イチゴ;農薬;散布;方式
引用文献数14
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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