中山間部における在宅死の現況

中山間部における在宅死の現況

レコードナンバー652080論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011651NACSIS書誌IDAN00196216
著者名早川 富博
都筑 瑞夫
池戸 昌秋
ほか8名
書誌名日本農村医学会雑誌
別誌名日本農村医学会雑誌
Journal of the Japanese Association of Rural Medicine
発行元[出版者不明]
巻号,ページ50巻・ 5号, p.683-689(2002-01)ISSN04682513
全文表示
抄録平成8年7月から平成12年6月の間に足助訪問看護ステーションを利用された206例のうち、死亡された107例を対象に、在宅死の背景を病院死と比較検討した。在宅死は39例(36%)、病院死は68例(64%)、死亡時の平均年齢はそれぞれ87.1±9.5歳、82.2±9.8歳であった。在宅死の比率は経年的に増加し、平成12年は在宅死の比率が高かった。在宅死群と病院死群の間に基礎疾患、男女差、住所(病院から利用者宅への距離)に関する偏りはなかった。在宅死群では日常生活自立度の低い傾向と、主たる介護者以外の協力者が多い傾向がみられた。また在宅死群では疼痛や呼吸苦などの訴えのない人が有意に多かった。在宅死か病院死かの生前の意志決定についてみると、在宅死群では明らかに本人によるものが多く69%を占めていた。以上から、在宅死を規定する因子として、本人による意志表示、主な介護者以外の家族が在宅ターミナルケアに協力できること、および患者本人からの訴えが少ないこと、が重要であると考えられた。
索引語中山間;死;農村;愛知県
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat