飲水場型放牧牛自動分離装置の現地実証調査

飲水場型放牧牛自動分離装置の現地実証調査

レコードナンバー652300論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20002644NACSIS書誌IDAA11573718
著者名小野 圭司
関 正博
書誌名茨城県畜産センター研究報告 = Bulletin of the Ibaraki Prefectural Livestock Research Center
別誌名茨城畜セ研報
Bull. Ibaraki Pre. Liv Exp. Stn
発行元茨城県畜産センター
巻号,ページ33号, p.101-106(2002-08)ISSN13466488
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抄録放牧牛が飲水に来る習性を利用して、飲水場へ侵入した牛を人工授精等の繁殖管理、ダニ駆除薬投与等の衛生管理を行うためにパドックに捕獲・分離し、さらに放牧期間中の体重データ収集を全て無人で行う飲水場型放牧牛自動分離装置が独立行政法人畜産草地研究所草地研究センターにおいて開発された。 この装置の実用化を図るため、放牧牛の利用状況、利用方法について調査検討した。 1.1日当り飲水頭数割合(飲水頭数/放牧頭数×100)は平均70.2%、1日1頭当り飲水回数は平均1.1回で個体差が大きかった。気温、降水量による明らかな差は認められなかった。 2.発情確認及び人工授精を目的として捕獲・分離を試みた延べ12頭の結果について、分離区画へ捕獲が成功した個体は4頭と分離成功率が低かった。分離予定日に牛が飲水しなかったことが最大の要因であり、飲水割合を高めるための何らかの方策が必要である。 3.体重測定値について、通常使用している牛衡器による測定値と比較した結果、継続して記録された数値と明らかに異なる異常値が31.9%見られたが、それを除外すれば58.6%の個体が±15%以内差であった。体重の日変動を考慮すると測定精度は高く、測定頻度が高いことを考慮すれば、体重データの活用上問題はないと考えられた。 4.公共牧場等において、飼養管理の省力化、放牧牛群の精緻な監視・管理を目的とした整備手法の一つとして期待できる。
索引語ウシ;放牧;管理;事例研究;行動;分離;水;体重
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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