非解離性農薬の根菜類根部による取り込みに関する数理モデル

非解離性農薬の根菜類根部による取り込みに関する数理モデル

レコードナンバー660125論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015061NACSIS書誌IDAN00196227
著者名藤澤 卓生
一瀬 桂子
福島 雅雄
ほか2名
書誌名日本農薬学会誌
発行元日本農薬学会
巻号,ページ27巻・ 3号, p.242-248(2002-08)ISSN03851559
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抄録1-オクタノール/水分配係数(log Kow)の異なる非解離性農薬furametpyr (log Kow=2.36)及びpyriproxyfen (log Kow=5.37)を使用し、水耕栽培にてダイコン根部への取り込み経路を調べたところ(1)蒸散流を介した根毛から根内部への移行、(2)暴露水から根部表層への分配吸着、(3)根部表層から根内部への浸透拡散、と大きく3種類に分類された。furametpyrは蒸散流とともに根毛から根内部に取り込まれるのに対して、pyriproxyfenは根部表層に分配吸着され、その後表層から内部へと浸透拡散すると思われ、log Kowに依存して取り込みの主要経路が変化することが示唆された。以上の結果をもとにpartition-theoryを原理として、新たに農薬の根菜類根部への取り込みを予測できる数理モデルを構築した。また、モデル構築時の1/10の濃度で処理されたfurametpyrおよびpyriproxyfenの根部取込み量を分析し、予測値と比較した。その予測値と実測値の比はfurametpyrで1.01-1.38、pyriproxyfenで0.75-1.28となり、本モデルの有効性を示す良好な結果が得られた。
索引語根;農薬;分配;予測;性;根菜;数理モデル;水;蒸散;吸着
引用文献数18
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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