ブラジレインによる絹の染色

ブラジレインによる絹の染色

レコードナンバー660218論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00018606NACSIS書誌IDAN00190300
著者名長嶋 直子
小笠原 真次
片山 明
書誌名日本蠶絲學雜誌
別誌名Nihon sanshigaku zasshi
Nihon sanshigaku zasshi
The journal of sericultural science
The journal of sericultural science of Japan
日本蚕糸学雑誌
発行元日本蠶絲學會
巻号,ページ71巻・ 2号, p.83-88(2002-08)ISSN00372455
全文表示PDFファイル (445KB) 
抄録染色用として市販されているスオウ・チップ抽出水溶液からブラジレインを単離し、色素の染色化学的性質について検討した。まず、種々の条件下で色素水溶液の吸収スペクトルを測定し、pH4~8の色素水溶液中では系中に色素および色素モノアニオンの2種の分子種が共存することを示すとともに、色素の第一段解離のpKaを6.8と見積もった。また、ホウ素やアルミが共存する系では異性体の存在を考慮する必要のあることを示した。さらに、色素の絹に対する染色等温曲線を決定して、等温曲線はラングミュア型と分配型の線型結合で表されることを示し、得られた分配係数が他の天然染料のそれに比べて著しく小さいのは分子構造の平面性からのずれによるものとして説明した。最後に、アルミおよび鉄で後媒染した染色絹布の色をL*a*b*表色系のa*b*色度図上の点で表示してその色調を比較し、ブラジレインの場合も他の多くの天然染料と同様、前者に比べて後者の彩度が小さくなっている事を示した。
索引語色素;染色;色;絹;種;分配;チップ;抽出;単離;化学
引用文献数7
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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