海洋生態系と開発の管理

海洋生態系と開発の管理

レコードナンバー660359論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011795NACSIS書誌IDAN10278554
論文副題チェサピーク湾及び合衆国のその他の沿岸生態系からの経験
著者名Boesch D.F.
書誌名水産工学
別誌名Fisheries engineering
発行元日本水産工学会
巻号,ページ33巻・ 1号, p.13-18(1996-07)ISSN09167617
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抄録私は次のような問題を取り扱うために、今回この会議の主催者に招かれた。すなわち、「海洋生態系は、開発と共存することができるか」である。答えはもちろん、海洋生態系は人間による開発と共存できるし、共存しているということである。確かにほとんどの沿岸生態系や多くの外洋生態系でさえも、人間による開発がもたらす副産物の流入、資源の採取、あるいは環境の物理的な変更により影響を受けてきた。こうした海洋生態系は、それらが自然に持っている機能どおりに継続し、機能することができるし、あるいは構造的、機能的に重大な変更を受けることがある。むしろ鍵となる問題は、海洋生態系を人間による開発とともに、一定の受入れ可能なレベルの生物的な完全性と能力の中で維持できるかどうかである。受入れ可能な生物的な完全性と能力を維持しつつ、沿岸部で資源を利用し、住民の増加と経済開発を支えるということについて、我々の記録は特によいものではない。多くの生きた海洋資源は、過剰に利用されてきた。我々が科学的な情報を適用し、持続的なレベルで漁獲を規制しようとしたときでさえも、多くの場合失敗してきた。商業やレクリエーションを支えるため、あるいは住民や施設を保護するために行う環境の物理的変更も、沿岸の生態系に好ましからざる影響をもたらしてきた。我々は直接流出による汚染を減らすことに一定の成功をおさめているが、栄養塩や有毒物質の流出源の拡散が多くの沿岸の汚染や変質の拡大をもたらしている。
索引語生態系;海洋;開発;沿岸;資源;環境;機能;生物;能力;住民
引用文献数22
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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