一つの衛星を使ったドプラ型測位の精度向上について

一つの衛星を使ったドプラ型測位の精度向上について

レコードナンバー660374論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011795NACSIS書誌IDAN10278554
著者名奥田 邦晴
本村 紘治郎
濱田 悦之
書誌名水産工学
別誌名Fisheries engineering
発行元日本水産工学会
巻号,ページ33巻・ 3号, p.185-191(1997-03)ISSN09167617
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抄録一つの衛星を使って移動体の位置を求める方法は2通りある。一つは衛星が発した電波を移動体が受信して測位計算を行う方法で、米国の海軍航行衛星システム(NNSS)の方式である。もう一つは移動体が発した電波を衛星が受信し、このデータを使って地上局で測位計算を行う方法で、これには遭難船の位置を知らせる非常用位置指示無線標識や、気象衛星によるデータ収集・測位システムのARGOSがある。航行中の船舶のように移動体自身が位置を知りたい場合には前者のNNSS方式がよいが、遭難船のように位置を自動的に他者に直接知らせたい場合には後者が適切である。いずれも電波のドプラー効果を利用して測位計算を行うが、測位精度はNNSSの方がはるかによい。また、後者の方法による移動体の位置を求めるには、発信器さえ正常に作動すれば、移動体の側で人手を必要としないので、ARGOSは水産や海洋の分野の調査研究に利用されている。小型発信器をウミガメ、イルカ、クジラ等の海洋回遊生物や海流調査ブイに取付け、送信される電波を衛星で受信し、陸上局で測位計算を行うことにより、海洋生物の回遊経路の調査や海潮流の流向・流速を現場に赴くことなく陸上で知ることができる。
索引語移動;海洋;調査;精度;システム;方式;データ;回遊;生物;標識
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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