北海道和種馬における粕毛のホモ遺伝子型は致死でない

北海道和種馬における粕毛のホモ遺伝子型は致死でない

レコードナンバー660473論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005635NACSIS書誌IDAN00164184
著者名横濱 道成
野村 紘子
安原 隆史
ほか1名
書誌名東京農業大学農学集報
別誌名Journal of agriculture science, Tokyo University of Agriculture
Journal of agricultural science, Tokyo Nogyo Daigaku
東京農大農学集報
東農大農学集報
農学集報
東京農業大学農學集報
発行元東京農業大学
巻号,ページ47巻・ 2号, p.98-101(2002-09)ISSN03759202
全文表示PDFファイル (185KB) 
抄録ウマの毛色遺伝のうち粕毛ホモ接合体(R/R型)は致死であると言われているが、北海道和種馬で粕毛は高頻度で出現し、R/R型のホモ型個体が生存している可能性が高いとされている。そこで、その正否を明らかにするため、粕毛の遺伝様式について独自の調査を行った。北海道和種馬における粕毛の出現頻度は0.507と全体の約半分を占めていた。両親または片親に粕毛を持つ個体間の交配資料を用いてX(2)検定を行った結果、粕毛×粕毛の交配において、ホモ型致死説では子ウマにおける粕毛と非粕毛の分離比は理論値と一致せず(p<0.001)、ホモ型生存説では分離比は理論値が一致した(p=0.2~0.1)。また、粕毛×非粕毛の交配では統計学的にホモ型致死説を否定できなかったが、ホモ型生存説による分離比の方がより理論値と一致した。この交配例では子ウマにおける粕毛と非粕毛の分離比が1.3:1の時に、統計学的に最も高い確率で適合した。さらに、血統登録種牡馬においてホモ型粕毛個体の推定を行った結果、17頭のうち3頭のホモ型個体の存在が推定された。以上のことから、北海道和種馬における粕毛ホモ型個体は生存している可能性が確認された。
索引語毛;個体;北海道;交配;分離;生存;ウマ;遺伝;出現;推定
引用文献数4
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat