キュウリ葉における水ストレスの非破壊計測に関する研究

キュウリ葉における水ストレスの非破壊計測に関する研究

レコードナンバー660514論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014186NACSIS書誌IDAN10481161
論文副題分光反射率,気孔コンダクタンス,PSII Yieldおよび形状の変化の比較
著者名藤野 素子
遠藤 良輔
大政 謙次
書誌名農業情報研究
別誌名Agricultural information research
農業情報利用研究会誌
発行元農業情報利用研究会
巻号,ページ11巻・ 2号, p.161-170(2002-09)ISSN09169482
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抄録キュウリの葉の水ストレスを非破壊で検知するために、分光反射率、気孔コンダクタンスおよびクロロフィル蛍光パラメータの一つであるPSII Yield(Ф(PSII))の計測を行い、また、萎れに伴う個体としての形状変化も加えて、これらの計測法の有効性を比較検討した。このとき、水ストレスの指標として、水ポテンシャルを用いたが、浸透ポテンシャルや圧ポテンシャル、乾物重当たりの含水量、水欠差および単位面積あたりの水分量などの指標とも比較した。その結果、水ストレスをうけた後、灌水により回復可能なキュウリ葉の水ポテンシャルは、おおよそ-1.5MPaまでであった。また、-0.3~-0.8MPaのあいだで、葉の気孔コンダクタンスや個体としての形状(葉の萎れ)が圧ポテンシャルの変化に伴って変化した。気孔コンダクタンスや萎れに比べて、Ф(PSII)の水ストレスに対する影響は小さく、浸透ポテンシャルの変化が現れる-0.5MPa以下で、浸透ポテンシャルの低下に伴って変化した。一方、葉の分光反射率比については、葉がひどく枯れた状態である-7.0MPaまでの範囲では、水ポテンシャルとの相関関係があったが、回復可能な水ストレス状態である-1.2MPaまでの範囲では、ほとんど変化が認められなかった。
索引語葉;水;ストレス;気孔;キュウリ;分光;形状;水ポテンシャル;浸透;破壊
引用文献数37
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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