ラット小腸上皮細胞膜上には耐熱性エンテロトキシン誘導体との結合様式を異にする二種の受容体が存在する

ラット小腸上皮細胞膜上には耐熱性エンテロトキシン誘導体との結合様式を異にする二種の受容体が存在する

レコードナンバー660521論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013978NACSIS書誌IDAN00239079
著者名尾崎 宏
宮本 貴史
新井 恵里子
ほか1名
書誌名明治大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Meiji University
別誌名明大農研報
Bulletin of School of Agriculture, Meiji University
発行元明治大学農学部
巻号,ページ131号, p.17-28(2002-09)ISSN04656083
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抄録ブタ由来毒素原性大腸菌の産生する耐熱性エンテロトキシンの誘導体(STpアナログ)と特異的に結合するラット小腸上皮細胞膜上の蛋白について研究を行った。膜標品への結合実験から、STpアナログとクロスリンクされる蛋白について120kDa、65kDa、55kDa、蛋白が検出された。これらのうち主要なタンパク質は65kDaと55kDaタンパク質であり、120kDaタンパク質は少量であった。65kDaタンパク質が交換性結合能をもち、55kDaタンパク質が非交換性結合をもつことが示唆された。膜標品を用いた蛍光標識化STpアナログと非標識化STpアナログとの交換実験から、交換性結合様式の解離定数としてKd=9.0nMが得られた。一方、部分精製された受容体はSTpアナログに対し特異的な結合をするが、非交換性の結合様式をもっていた。この受容体のSTpアナログに対する結合定数はKa=2.1nMであると見積もられた。部分精製受容体と蛍光標識化STpアナログとの複合体からクロスリンクにより検出されたタンパク質は50kDaではなく、32kDaタンパク質であった。この結果から、STpに対して非交換性結合様式をもつ受容体は32kDaタンパク質であることがわかった。また、55kDaタンパク質は膜上で32kDaタンパク質と複合体を形成しているか、あるいは、近傍に存在しているタンパク質であると推定された。
索引語タンパク質;結合;性;受容体;様式;膜;標識;ラット;上皮;細胞膜
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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