酪農経営における牛尿の貯留実態並びに貯留牛尿の性状に関する検討

酪農経営における牛尿の貯留実態並びに貯留牛尿の性状に関する検討

レコードナンバー660675論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012157NACSIS書誌IDAN1018630X
著者名谷田 重遠
白石 誠
脇本 進行
ほか1名
書誌名岡山県総合畜産センター研究報告 = Bulletin of the Okayama Prefectural Center for Animal Husbandry & Research
別誌名岡山総畜セ研報
Bulletin - Okayama Prefectural Center for Animal Husbandry & Research
発行元岡山県総合畜産センター
巻号,ページ13号, p.17-23(2002-03)ISSN09154728
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抄録牛尿の汎用的液肥化を図る観点から酪農を中心とした県下106の畜産経営から108の尿・汚水(以下「サンプル」)を採取・分析するとともに実態を調査した。また、貯留牛尿の性状を検討するため、ふん混合割合を変え2、4、8、12、及び24週間室温で暗室に貯留し、貯留期間による変化を調査した。1.尿の処理利用は、土地還元を基本として行われ、対尻式を主体としたバンクリーナーによる搬出が75%であった。一方、ふん尿一体化の堆肥化を行っている経営は予想以上に多かった。2.経産牛1頭当たりの平均尿槽容積は1.4m(3)であり、可能貯留期間は1~2ヶ月と考えられた。また、28%で雨水等の流入が疑われた。3.貯留試験では、アンモニアの上昇に伴いpH、ECは早期に上昇した。BOD、CODの変化では、BODは低下したがCODはほぼ横ばいで推移した。4.尿中の大腸菌群は2週目の分析で検出限界値以下になり、pH8.5以上の尿中における炭酸の加水分解反応による消失作用が確認できた。また、大腸菌群数の分析値から調査した尿槽においても同様の作用がおこっていると考えられた。5.一般的な貯留牛尿は、5~10%ふんを混入しており、性状は約1ヶ月間分離貯留した尿に類似していた。
索引語尿;性状;分析;酪農;経営;実態;pH;BOD;COD;作用
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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