水中マイクロスコープの試作とその操作試験結果

水中マイクロスコープの試作とその操作試験結果

レコードナンバー660781論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011795NACSIS書誌IDAN10278554
著者名高木 力
中島 敏光
豊田 孝義
書誌名水産工学
別誌名Fisheries engineering
発行元日本水産工学会
巻号,ページ35巻・ 2号, p.153-158(1998-12)ISSN09167617
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抄録サンゴ礁海域では貧栄養であるにもかかわらず、礁内の海域は多彩な生物相を持ち、そこには独特の物質循環過程が存在する。ほどんどのイシサンゴ目や半数以上の八放サンゴ類は、その組織の中に共生関係にある褐虫藻(ゾーザンテラ)と呼ばれる微細な藻が存在し、サンゴ礁生態系の高い生産力の維持に寄与している。サンゴが褐虫藻からもらい受けるエネルギーの約50%はサンゴの呼吸や成長にあてがわれるが、残りは粘液として体外に分泌される。この粘液を食べる動物は多く、海中を漂う動物プランクトンの食料ともなっている。この様なサンゴ近傍の状況やサンゴの微細構造を現場海域で拡大観察できる装置があれば、新たな現場観察手法が提供されることになる。しかし、今まで水中で使用できるスチルカメラやビデオカメラは比較的古くから開発や市販されてきたものの、高倍率で水中生物を拡大観察でき、しかもビデオ画像で記録できるものは著者らが知る限り存在しなかった。そこで今回現場海域でサンゴを拡大観察し、ビデオ画像として記録することができる水中マイクロスコープ(水中で使用可能な顕微鏡)を試作した。本報では水中マイクロスコープの仕様、操作性およびその撮影試験結果について報告する。また、サンゴの観察以外の応用例についても検討したのでこの結果についても併せて報告する。
索引語観察;海域;試作;サンゴ礁;粘液;ビデオ;画像;栄養;生物相;物質
引用文献数3
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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