波動下におけるブロック型藻留施設の適用限界

波動下におけるブロック型藻留施設の適用限界

レコードナンバー660796論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011795NACSIS書誌IDAN10278554
著者名川俣 茂
磯上 孝太郎
書誌名水産工学
別誌名Fisheries engineering
発行元日本水産工学会
巻号,ページ36巻・ 1号, p.11-19(1999-07)ISSN09167617
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抄録大型海藻はアワビおよびウニの重要な餌料である。しかしその大半は波浪などによって漁場から流れ藻として流出していると考えられ、構造物による流れ藻の滞留が東北地方太平洋岸を中心に試みられてきた。藻留施設は、流動制御によって流れ藻を滞留させるブロック型と流れ藻自体の移動を止めるスクリーン型に大別される。従来の藻留施設の多くは、コンクリートブロックまたは石材を連ねて構築した構造物で、流れ藻の捕捉は主として流れの遮蔽効果に因ると考えられる。しかし現地調査では施設の周辺で流れ藻の滞留が観察されないことが多く、その適用限界の解明が必要とされてきた。ブロック型藻留施設の効果については、これまで定常流中における川俣・萩野、川俣の実験的研究があり、施設の下流側に流れ藻が捕捉される機構と、その滞留限界が明らかになっている。しかし設置が求められている領域は、一般に波動が卓越する浅海域であり、従来の実験結果が適用できる場合は限られている。波動下における藻留施設の効果については、著者の一人が速報した実験があるが、充分な検討がなされていない。本論文では追加実験によりデータの補強を行い、波動下におけるブロック型藻留施設の適用限界をより精度良く推定する方法を示すとともに、現地での観測事例と比較してその妥当性を検討した。
索引語施設;流れ藻;効果;構造物;現地;海藻;餌料;漁場;東北地方;太平洋
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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