Allium galanthum Kar.et Kir.の細胞質をもつネギ(A.fistulosum L.)の細胞質雄性不稔性に対する稔性回復遺伝子のSequence Characterized Amplified Region(SCAR)マーカーの開発

Allium galanthum Kar.et Kir.の細胞質をもつネギ(A.fistulosum L.)の細胞質雄性不稔性に対する稔性回復遺伝子のSequence Characterized Amplified Region(SCAR)マーカーの開発

レコードナンバー660924論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015006NACSIS書誌IDAN00025257
著者名山下 謙一郎
高取 由佳
田代 洋丞
書誌名園藝學會雜誌
別誌名園芸学会雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science
発行元園藝學會
巻号,ページ71巻・ 6号, p.777-779(2002-11)ISSN00137626
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抄録著者らはこれまでにネギ属Cepa節野生種Allium galanthum Kar. et Kir. とネギ(A. fistulosum L.)の戻し交雑後代に細胞質雄性不稔性が生じることを明らかにし、A. galanthum由来の稔性回復遺伝子(Rf)を報告した。本研究ではRfと連鎖するSCARマーカーを開発するため、戻し交雑後代の雄性可稔個体および雄性不稔個体を供試して、20種類のランダムプライマーを用いたRAPD分析を行った。A.galanthumとネギの種間で128本のRAPD断片が検出され、それらのうちOPJ-15を用いて検出された約700bpの断片(OPJ15(700))がRf遺伝子座と密接な連鎖を示した。つまり、すべての雄性可稔個体はOPJ15(700)を有し、ほぼ全ての雄性不稔個体はこれを有していなかった。さらに、OPJ15(700)のクローニング、塩基配列の決定、および新たなプライマーを用いたPCRの結果、RAPDマーカーOPJ15(700)をSCARマーカーへ変換することに成功した。本研究で開発したSCARマーカーOPJ15(700)は、A. galanthumの細胞質をもつネギの雄性可稔個体と雄性不稔個体の同定に有効であると考えられる。
索引語個体;雄性不稔;性;マーカー;細胞質;開発;雄;RAPD;稔性;遺伝子
引用文献数14
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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