放卵時刻を選抜形質に用いた指数選抜による産卵持続系統の造成

放卵時刻を選抜形質に用いた指数選抜による産卵持続系統の造成

レコードナンバー661083論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20007115NACSIS書誌IDAA11564513
著者名野田 賢治
木野 勝敏
宮川 博充
ほか2名
書誌名The journal of poultry science
別誌名J. poult. sci
日本家禽学会誌
発行元Japan Poultry Science Association
巻号,ページ39巻・ 3号, p.140-148(2002-07)ISSN13467395
全文表示
抄録本試験は、放卵時刻を選抜形質に用いた指数選抜が、産卵持続系統の造成に有効かを検討した。選抜は、14時間明期10時間暗期の日周期下(点灯時間は6~20時)で、初産日齢(SM)、270日齢卵重(FW)と、151~270日齢での点灯後6時から11時までの5時間の産卵率(6-11EP)を選抜形質に用いた指数式で行った。6世代にわたる指数選抜の結果、6-11EPは有意に改善され、それにともなって、151~270日齢短期産卵率(SEP)、151~400日齢長期産卵率(LEP)の両方ともに有意に改良された。1世代当たりの実現遺伝改良量(P<0.01)は6-11EPで3.0%、SEPで0.9%、LEPで1.3%、151~270日齢での11時から消灯時20時までの産卵率(11-20EP)で-2.1%、271~400日齢後期産卵率(REP)で1.6%であった。さらに、6-11EPの実現遺伝改良量はSEP、LEPよりも大きかった。一方、SM、EWはともに有意な変化はみられなかった。6世代をプールした遺伝率は、SEPで0.15、LEPで0.19、6-11EPで0.41が推定され、6-11EPの遺伝率が2形質の遺伝率よりも高い傾向がみられた。また、LEPと各産卵形質との遺伝相関は、11-20EP(-0.25)を除いて高い正の値が得られた。(6-11EPで0.51、SEPで0.71、REPで0.94)。以上の結果から、放卵時刻の情報を取り入れた産卵率は、選抜形質として有効であることが示唆され、この産卵率を含む指数選抜は、長期産卵率に優れた産卵持続系統の造成に効果が認められた。
索引語産卵;選抜;日齢;形質;時刻;系統;造成;遺伝;改良;遺伝率
引用文献数14
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat