メスニホンウズラへのノニルフェノール投与が次世代のメス生殖機能に及ぼす影響

メスニホンウズラへのノニルフェノール投与が次世代のメス生殖機能に及ぼす影響

レコードナンバー661092論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20007115NACSIS書誌IDAA11564513
著者名吉村 幸則
藤田 正範
Chowdhury V.S.
ほか2名
書誌名The journal of poultry science
別誌名J. poult. sci
日本家禽学会誌
発行元Japan Poultry Science Association
巻号,ページ39巻・ 4号, p.266-273(2002-10)ISSN13467395
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抄録本実験は産卵中のウズラへのノニルフェノール投与が次世代のメス生殖機能に障害をもたらすかどうかを明らかにするために行った。産卵中のニホンウズラにコーン油(50μl;対照区)または4-ノニルフェノール(10μg)を5日間筋注投与した。これらのウズラの受精卵を最初の処理日から2日、4日及び6日後に採取した(それぞれ、コーン油区ではC1、C3、C5区;ノニルフェノール区ではN1、N3 and N5区)。これらの受精卵から孵化したヒナを成長させ、生殖機能、卵管の組織構造および卵殻腺部のカルシウム結合蛋白 -D28K(CaBP-D28K)の分布を解析した。卵殻腺部のCaBP-D28K陽性面積の割合はC1とC3でそれぞれN1とN3より有意に大きかった。産卵率はN3よりC3で高かったが、他の処理区と対照区との間には有意差は認められなかった。ノニルフェノール投与は性成熟日齢、受精卵産卵期間と受精率、卵殻質には有意な影響を与えなかった。卵管の膨大部、峡部、卵殻腺部および精子貯蔵腺の組織構造においてもノニルフェノール投与区と対照区との間では差は認められなかった。これらの結果から、産卵中のウズラへのノニルフェノール投与は次世代メスウズラの卵殻腺において管状腺の形成を減少させる可能性が考えられた。
索引語投与;卵殻;産卵;ウズラ;生殖;機能;受精卵;処理;卵管;組織
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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