ニワトリ(Gallus domesticus)の強制換羽における甲状腺刺激ホルモンmRNAと血中ホルモン濃度の変動

ニワトリ(Gallus domesticus)の強制換羽における甲状腺刺激ホルモンmRNAと血中ホルモン濃度の変動

レコードナンバー661105論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名岩澤 淳
加藤 幸雄
菱川 朋子
ほか3名
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ48巻・ 5号, p.489-496(2002-10)ISSN09168818
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抄録絶食、絶水によって誘導した強制換羽期間中の、下垂体における甲状腺刺激ホルモンmRNA量と血清における各種ホルモン濃度をそれぞれ逆転写ポリメラーゼ連鎖反応およびラジオイムノアッセイで測定した。血清中の黄体形成ホルモンおよびエストラジオールは実験開始の翌日(第1日)、プロジェステロンは第3日から低下し、産卵も4日目に停止した。実験区のチロキシンは第5日までに増加し、第17日においても増加したままであった。一方、トリヨードチロニンは実験期間中対照区より低い値を保っていた。実験区の甲状腺刺激ホルモンmRNA量は実験開始直後に急激に減少したが第3日には増加してピークとなり、その後は第17日まで緩やかに減少した。血清中プロラクチン濃度は第3日までに減少し、その後第17日まで低値を保った。コルチコステロンと成長ホルモンは実験開始後増加して第2日にピークとなり、以後減少して第17日には対照区と同じレベルになった。これらの結果から(1)産卵に関係するホルモンの減少に続いて下垂体-甲状腺系の活性化が起こる(2)甲状腺刺激ホルモンはチロキシンの増加を引き起こすが、その後の高いチロキシンレベルの維持には必ずしも関与しない(3)強制換羽の内分泌機構にはプロラクチンも関与している可能性がある、という点が示唆される。
索引語ホルモン;甲状腺;刺激;換羽;濃度;血清;下垂体;mRNA;産卵;ニワトリ
引用文献数27
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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