北海道南西部磯焼け海域におけるホソメコンブ群落の形成機構

北海道南西部磯焼け海域におけるホソメコンブ群落の形成機構

レコードナンバー661211論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011795NACSIS書誌IDAN10278554
著者名桑原 久実
川井 唯史
金田 友紀
書誌名水産工学
別誌名Fisheries engineering
発行元日本水産工学会
巻号,ページ38巻・ 2号, p.159-165(2001-10)ISSN09167617
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抄録北海道南西部の日本海沿岸は、磯焼け状態にある。キタムラサキウニが高密度に分布し、ホソメコンブの生育は極浅海域に限られる。餌料不足によりウニ類の成長不良が起こり、沿岸漁業に深刻な影響を及ぼしている。磯焼け海域におけるコンブなど海藻群落の形成機構を解明するため、1998年から1999年の1年間、忍路湾で、波浪、水温、ウニ、海藻の分布の季節的な変化を調査した。ホソメコンブ群落を形成するには、冬期は時化に伴う底面波浪流速の増加でキタムラサキウニが深所へ移動し、摂餌圧が低下することで、着生したホソメコンブの幼芽が保護されることと、夏期は凪ぎに伴う底面波浪流速の低下によりウニ類の摂餌圧が増加し、着生した多年生海藻の幼芽が摂食され、遷移が妨げられることが繰り返される点が重要である。磯焼け海域におけるホソメコンブ群落を造成する方法として、1)フェンスによるウニ食圧の制御、2)嵩上げ(かさあげ)による流速の制御、の2つを提案した。
索引語磯焼け;群落;海域;形成;海藻;流速;北海道;機構;ウニ類;分布
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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