魚類I型コラーゲンの構造と起源

魚類I型コラーゲンの構造と起源

レコードナンバー661266論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005660NACSIS書誌IDAN00193422
著者名木村 茂
書誌名日本水産學會誌
別誌名Nippon suisan gakkaishi
NSUGAF
日本水産学会誌
発行元日本水産學會
巻号,ページ68巻・ 5号, p.637-645(2002-09)ISSN00215392
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抄録魚類のI型コラーゲンは主要な細胞外マトリックス成分として皮膚、骨、鱗、筋肉などに広く分布する。多くの硬骨魚類は脊椎動物に共通のα1(I)とα2(I)のほか、ユニークな第三のサブユニットを含むα1(I)α2(I)α3(I)ヘテロ分子を持つことが特徴的である。最近、ニジマスI型プロコラーゲンは全一次構造が解明され、高等脊椎動物のそれと良く類似したアミノ酸配列を保持しており、α3(I)はα1(I)から分岐したことが判明した。さらに、最下等の魚類である円口類の体幹部に広く分布する繊維性コラーゲンは真皮のI型コラーゲンと遺伝的に異なり、無脊椎動物コラーゲンの特徴を示す。それ故、「I型コラーゲンの起源は原始脊椎動物の真皮に出現した繊維性コラーゲンである」と考えられる。
索引語コラーゲン;魚類;脊椎動物;構造;繊維;性;細胞;成分;皮膚;骨
引用文献数34
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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